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只見の只見線 田子倉駅(2008年10月)

2022年10月1日の只見線全線運転再開に向けて、只見町内の只見線の写真をつらつらと。

 只見線で行く田子倉駅 と 車で行く田子倉駅

山道を車で通っていた際に、フロントガラス越しに初めて雨の境が接近してくるのを見たことがあります。

思い返せばそこは、田子倉駅前を通っている時だったのですが、それ以前は、小出まで行く只見線の中、列車から見える田子倉駅は確かにあるのに、車道からの田子倉駅は一体どこにあるのだろうと思っていたものでした。

今回は、現在廃駅となっている旧田子倉駅が、まだ只見線の駅として名を連ねていた頃の写真です。

田子倉駅は、2011年7月の新潟・福島豪雨で不通となり、2012年10月1日に復旧した大白川駅-只見駅間に位置していたものの、全列車が停車しない通過駅のまま、2013年3月16日のダイヤ改正で廃止されました。

ウェブアーカイブ
2012年9月7日 只見線 只見~大白川間 運転再開のお知らせ 東日本旅客鉄道株式会社(pdf)
2013年2月25日 只見線 田子倉駅廃止について(pdf)

 恐竜山から田子倉駅へ向かう

六十里越峠開道記念碑のある高台から恐竜山を臨む。

この「恐竜山」呼びは、勝手に言ってるだけで、世間一般には浸透していないのが少し寂しい。

 浅草岳登山口付近

新潟方面へ向かうトンネルと、浅草岳登山口。

魚沼市と只見町にまたがる浅草岳は、複数の登山ルートがあり、只見にはこの田子倉只見沢登山口の他に、入叶津登山口があります。

写真右下に見えるのが、人。そのあたりから只見沢を降りると下流には鉄路。

 田子倉駅(2008年)

訪れたのは10月。

もういつ雪が降り始めるか分からないので、冬に向けて正面側の入り口には既に雪囲いが。

山開きの頃などは、浅草岳登山口の集合に合わせて、(この駅舎の大きさから言えば)多くの人が訪れるので、この正面側の入り口を使用するようです。

今回は、写真左側の道路に面した方にある小さめな入り口から入ります。

スノーシェッド内に階段とホームがある感じ。

写真奥に見えるのが、先ほど雪囲いがされていた入り口の裏側にあたります。

階段を降りて、ホームに降り立ちます。

 少し幾何学的な芸術アングルで

狙ってみたけど、そこまで芸術的でもない結果だった写真。

 ホームからの視点

降りてきた階段を、ホームから見上げる & ホームから新潟側の鉄路を臨む。

 田子倉駅と浅草岳

田子倉駅発車時刻表。

赤字の但し書きには、「※ 冬期間(12月1日から翌年3月30日まで)、全ての列車は通過となります。また、6:02発小出行は、12月2日から翌年4月1日まで運休です。」と書いてあります。

浅草岳登山で只見線を利用していた登山客の方々は、小出初の早い列車でやってきて、登山を楽しんだあと、またこの田子倉駅に戻って最終に乗ったり、入叶津側に出てタクシーやバスを拾ったり、新潟側に出て浅草山荘に泊まったり、その逆で他の登山口からこの田子倉側に出て、只見線に乗って帰ったり、という使い方をされていたそうです。

浅草岳の田子倉休憩所を建て替える以前は、休憩所の屋根の雪下ろしに来る時などにも、只見線を使っていたこともあったそうです。

 田子倉駅から再び地上へ

少し歩きましょうか。

田子倉駅の壁面には、壮大な山々と雲が描かれているのですが、暗くて見えないので、一部(雑ですみません)を除いて、目一杯明るくしました。写真左奥に見える穴が、今回入った入り口です。

 鉄路の向こうで木々の中に見え隠れしていたのは

田子倉駅。

田子倉駅にはここでさよならをして只見駅方面へ。

 只見駅

只見駅と滝神社周辺です。

只見駅を後にし、蒲生の方へ向かいます。

 叶津川橋梁

そのまま塩沢へ向かいます。

 第八只見川橋梁と蒲生岳、塩沢川橋梁

そのまま金山方面へ。

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只見線全線運転再開に向けて、只見町内の只見線の写真をつらつらと。

2010年からにしようと思っていましたが、田子倉駅に行った時の写真があったので、2008年編でした。

次回は2010年の只見の只見線の写真をお送りしようと思います。




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