Yakubarai no gi (Cleansing ceremony for unlucky-year guys)
「厄払いの儀 おんべ」から、厄男衆が福餅を撒くシーン。
大厄である数え42歳の男衆が、松明を持って現れ、大雪像のステージで下帯姿で厄払いを行い、その後「おんべ」に火をつけ、一年の無病息災を願います。
この厄払いやおんべの行事も、回を重ねるごとに姿を変えてきているそうです。
会場にいる私たちも、福餅をおんべの火で焼いて食べたり、ステージを降りて走り回る厄男を叩いたりして厄を払います。
また、昼間の雪まつり会場では、厄男の書いた「家内安全」や「商売繁盛」を購入する事ができ、家に飾って一年の福を祈願します。
厄男たちは、寒さに耐えるため、昼からお酒を飲んで体を暖め(寒さをできるだけ感じない状態にし)て儀式に挑みます。
厄を落とすのも大変です。彼らの勇姿は、雪まつり初日の夜にご覧いただけます。
(2016年12月)