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梁取芸能保存会 〜梁取太々神楽〜

Yanatori Traditional Dance Preservation Society 〜Yanatori Daidai-Kagura〜

梁取神楽は、従来は鹿島神社(南会津町界)の20年に一度行なわれる御遷宮の時にだけ、諸行事に先立って奉納するのが古例となっていました。昭和42年12月10日に国指定重要文化財である成法寺 (じょうほうじ) 観音堂 (かんのんどう) 修復工事落慶(らっけい)を機に、「梁取芸能保存会」を結成し、現在に至っております。

伝統芸能の保存継承に理解と協力をいただいておりますが、過疎化が進み、後継者が少ない中での保存継承に非常に苦労しているところであります。郷土芸能、民俗芸能といわれるものは、すべて農民の「祈り」の変形であり、日本人の心のふるさとにつながるものと思います。

この梁取神楽は、素朴な落ち着きと、静かな動きの中に表現があって、見るものの心を捉えずにはおかない重みを感じます。
20年に一度、鹿島神社の御遷宮に奉納するという、この獅子舞は、相当古いものであろうと思われます。
只見町でも数少ない民俗芸能として、また私たちの心のふるさととして、いつまでも残していきたいと思います。

・・・以上、第45回只見ふるさとの雪まつり 伝統芸能発表ステージ会場アナウンスより・・・

イラスト「梁取芸能保存会 〜梁取太々神楽〜」
梁取芸能保存会 〜梁取太々神楽〜

小林・梁取の早乙女踊りと神楽は、県の重要無形民俗文化財に指定されています。今回のイラストは梁取地区です。神楽のうしろに見えるのは、2018年の只見ふるさとの雪まつりで雪像ステージとなった雪の鶴ヶ城です。

毎年雪まつりのステージで実際に梁取太々神楽が行われるのは、昼の芸能発表の時間になります。

説明にある、南会津町の鹿島神社の御遷宮に獅子舞を奉納する、20年に一度の年とは、只見町観光まちづくり協会のブログによると、2014年だったようです。9月4日に行われた神事の様子がご覧いただけます。

(2018年4月)

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