「芸術倶楽部 ただみ」では、2019年7月16日から31日まで、東京の都営三田線三田駅構内(最寄り駅:都営三田線/浅草線三田駅・JR田町駅)にて奥会津只見イラスト/写真展示「只見の只見線」を行います。
三田展示 第二弾では、現地での展示をより楽しんでいただくための予習コーナーとして、展示シミュレーションをお届け。展示におけるそれぞれのイラストや写真の配置の理由、効果等を記載します。
展示の際は、下記の順での配置となる予定です。
今回の「展示シミュレーション その2」は、まず個々のイラスト・写真の配置順による具体的な視覚的効果の説明になります。
▶︎▶︎右側(三田駅A8出口改札前)から見始めた場合
イラスト1(びゅうコースター 風っこ 会津只見号(トロッコ列車)〜201010〜)
多くの乗客で賑わうトロッコ列車車内の乗客の視線の向かう先は・・・
(鮮やかなイラストによる視線の引きつけ効果とトロッコ列車乗車へのわくわく感を沸き起こします。)
写真1
只見川に沿って走る只見線の車窓からの風景・・・
(車窓から臨むイメージで、都心では見られない風景への憧れや、郷里への思いを引き出します。)
イラスト2(只見線にみんなで手を振ろう条例)
やがて到着した只見駅から小出駅に向けて出発する列車に手を振る人たちとカカシ・・・
(鮮やかな色彩と楽しげな雰囲気、旅をしたいという気持ちを盛り上げます。)
写真2
只見線の列車が蒲生岳をバックに加速し、山越えに挑む風景の遠望・・・
(山越え・秘境旅の期待感を高め、インパクトのある構図の写真で現地への興味を引きます。)
写真3
只見駅を出発し、やがて秘境感漂う山深い田子倉湖付近を走る只見線・・・
ーー秘境を走る只見線のイメージの演出1
(こんな場所があったのか!という驚きと、旅への憧憬を突き動かします。)
写真4
浅草岳を背に旧田子倉駅付近を走行する只見線列車の遠望・・・
ーー秘境を走る只見線のイメージの演出2
(浅草岳をバックにした構図で、大自然と秘境への憧れを誘います。)
イラスト3(只見線〜2011年9月の雨宿り〜)
小出へ向けてトンネルへ入っていく只見線列車・・・
(実際は蒲生地区付近のイラストではありますが、絵のインパクトの強さを考慮しての配置です。現地には解説がないため、解説がなくても列車のイラストで「只見線?」と認識してもらう効果を狙います。)
(左方向から見た場合は上記の逆)
次回の「展示シミュレーション その3」では、展示全体の概要とその意味を解説します。
三田展示 第二弾では、現地での展示をより楽しんでいただくための予習コーナーとして、展示シミュレーションをお届けしています。予習復習のコンテンツとしてお楽しみください。
▶︎▶︎イラスト/写真展示@三田駅 第二弾
展示シミュレーション その1
展示シミュレーション その2
展示シミュレーション その3