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只見を巡る旅 202210  J-POWER 只見展示館4 田子倉ダムVRツアーと展望台 

POWER 只見展示館が、2022年9月28日にリニューアルオープン!した直後に訪れた、只見をめぐる旅202210。ここでは2022年10月当時の内容でお送りしています。(館内情報SNSアップOK。)

J-POWER 只見展示館の1階部分だけで3回に及んだシリーズも最終回。2階の様子と屋上で一気に進めます。

J-POWER 只見展示館 2階展示

田子倉ダムVRツアー

いよいよ、2022年9月28日のリニューアルオープンに伴い設置された、VR技術を用いた発電所見学の体験です。

来館の4日前に始まったばかりの田子倉ダムVRツアー。VR体験セットの置かれた部屋に入り、来館者が各々で、説明書や説明動画を見て操作をするスタイルでした。1階で写真のスライド展示の案内をして下さった方に、VRの取り扱いも説明していただきました。

「館内探索」のコンテンツが何度も楽しめる

VR。楽しいけど、メモが取れない😅

ここの発電機は基本、川越から遠隔で動かしているのですって。

そう言えば、あの田子倉ダムの模型の、丸いところの説明があった気がするのだけど、うろ覚え。また行かなかきゃ。

最初はまず、約10分の動画で、田子倉ダムの概要を学べる「バーチャルツアー」。ダム内部の水車部分や発電機なども見ながら、水のエネルギーが電気を作り出す、発電の仕組みを学べる、基本モード。

バーチャルツアーも勿論、良かったのだけど、やはり自分でメニューを選びながら操作する「館内探索」。バーチャルツアーで紹介しきれない、豊富なコンテンツがマップで選び放題で、とても良かったです。

VR体験について

操作の関係で、「館内探索」までたどり着けない方々がいらっしゃったのが、やはり勿体なかったな、というのが率直な感想。

それと、VRを見ている間、操作が分からず、ずっと話されている方がいると、外部の音が大きくて、VR画面内の説明になかなか集中できないことがあるという話も、ないこともない😅

私の前後のタイミングで、VR体験ルームに来られたご年配の方々は、かなり苦労されていたご様子。私にも説明して下さっていた方が、付きっきりで相手をしている感じでした。

ゆくゆくは来館者に各々で操作して見てもらえたら、と言われていました。そうですよね。その方は、普段は発電所の保守の仕事をしていると言われていたので、VRの説明に時間を取られていては、仕事にならない😅

操作に加えて、機器の不具合の場合もあるだろうから、勝手に来て見てもらうスタイルが浸透するには、少し時間がかかりそうな感じはします。

テック系の展示会で見たVR体験

この前の年に、テック系の展示会と同時開催していた、XRとメタバース展を覗いてきたことがありました。

そこでは、同じように参加者各々がHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を付け、VR体験をするブースもありました。ただ、始めに操作方法を教わっても、操作に戸惑う方も多く見られました。元々VRなどに興味があってブースを訪れる人達でも、一方的な説明だけでは不十分なのか、と思いながら見ていました。

いくつか展示ブースを見ましたが、一番まとまっているスタイルとしては、先ず、体験者を数人のグループに分け、メインのスタッフが体験者全体に説明しながら、各グループに1人ついた別のスタッフが、困っている方をフォーロしていました。しかし、コンスタントに多数の来場者がない施設では、このような配置も作れない。

結局は、XR機器に慣れ親しんでもらえるよう、地道に啓発し続けるしかないのでしょうが、それはXRのイベントを見に行った時の、主催や展示側の方々も言っておられたこと。

VR機器に慣れたら、是非「館内探索」まで、楽しんで頂きたいです。本当に良いコンテンツだと思います。

J-POWER 只見展示館 1階入り口付近の主役たち

VR体験を十分楽しんだ後は、展望台を目指します。その前に、最初にチェックしておくべきだった、数々の主役たち。

来館時は、ゴム堰ダムの動く模型を早く見たくて、気が急いていましたね。

奥只見電力館のマスコットキャラ、もも太くん

もも太くんが奥只見から来てくれていました。奥只見電力館も、2023年9月29日にリニューアルオープンしたそうで、これまた楽しそう。

奥只見電力館は、JR上越新幹線「浦佐駅」よりバスで75分、下車後、徒歩で10分、またはスロープカーで5分だそう。遠くから、はるばる来てくれてありがとう。

財団法人 土木学会より送られた技術賞

財団法人 土木学会より送られた技術賞の受賞盾。

落差がかなり小さい場所に適するバルブ水車ながら、「世界最大容量のバルブ水車発電機」って書いてあったものね。それ相当の技術が必要なのだと推測。

只見町のキャラクター(ブナりん、アカショウちゃん、イワっぺ)

只見町のキャラクター達もいます。

J-POWER 只見展示館 展望台

皆さん、展望台に上がる気配がないのだけど、気づかないのかな🤔

以前来館した時にも登ったので、スタッフの方に伺ってみました。閉鎖している訳ではないので、外からならOKとの事。以前のように、建物内部から外に出て展望台に登ることは出来ませんでしたが、1階から伸びる外の階段から登る分には問題なく行けます。

上流:田子倉ダム方面

只見発電所(只見ダム)

下流:この先9km下ると滝ダム

望遠鏡は使えなかったけど、なくても十分景色が楽しめます。

イラスト:ダム湖周遊 <只見ダム>

只見ダム周辺の山々を描いたイラストはこちら。

J-POWER 只見展示館の模型(1:200)@展示館1階

今回は、リニューアル直後だったので、また落ち着いた頃に訪れてみようと思います。もう一度、「館内探索」のコンテンツも見たい。展望台も、この造りが好きなので、また内部から行けるようになるのかも気になります。

最後におまけで、模型のダムの裏側。インクラインて、階段以外に何か昇り降りするものがあるのかな。

J-POWER 只見展示館サイト

只見ダム湖畔に建つ、水のエネルギーをテーマとしたJ-POWER 只見展示館


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