2024年10月26日(土)・27日(日)の2日間にわたり、ホテルリステル新宿にて、5回目の福島マルシェが開催されました。コンベンションルーム あけぼの では、奥会津郷土写真家・星賢孝さんによる、只見線写真展「四季彩々」も同時開催。
2日目の日曜日、星賢孝さんのギャラリートークの時間に合わせて、鉄ちゃんの友人(師匠)と現地集合。
お気に入りの写真の前で、星賢孝さんと、鉄ちゃん師匠と一緒に写真を撮って頂きましした。大変良い記念になりました。
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スマホで検索した道を進むと、すぐ看板が目に入りました。
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(正面入り口は別にあります。)
ポスターに道案内されて、写真展の会場へ向かいます。
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たくさんのポスターに歓迎されている気分。
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先に来ていた友人の後ろ姿を発見。
友人が見ていたのは、奥会津・只見線歳時記カレンダー2025の表紙にもなっている、蒲生岳とカタクリと只見線の写真。
蒲生駅や、蒲生岳の登山口あたりは行くことはあ、こんな構図は見ることがないです。こんな風に、手前にカタクリ、奥に只見線と蒲生岳が見られる景色が、只見にあったとは。
星賢孝さんが、この写真を只見町役場に持ち込まれてから、現在、中上級登山者向けの撮影スポットとして整備が進められているのだそう。星賢孝さんの活動で本当にすごいと感じるところは、常に前向きな発想と、根気強い活動の継続で、人を動かし、人が集まり、その勢いが、狭いコミュニティで根付いてしまっていた考え方や、自治体をも動かすところ。
この風景を見るためには、道のない藪の中を1時間半くらい歩き、急斜面の尾根を60メートルほどザイルを繋いで下るのだそう。
知人が以前、「只見線を入れた風景写真を撮る際に、撮る場所を只見町内に絞ろうとすると、誰が見ても絵になるような撮影スポットがなかなか見つからない」というような話をしていたのを思い出す。雪山でキャンプをするくらいの上級登山者の方なので、ここの整備が進んだら、絶対写真を撮りに行くと思います。
蒲生岳登山は、大変おすすめです。登った時のブログを書いていなかったので、今度付け加えようと思います。
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蒲生岳の写真の隣には、大井川鐡道 代表取締役社長の鳥塚亮さんより送られたお花が。この日は2日目。前日にはご本人も来られたそうです。

「いすみ鉄道社長ブログ」のころから、時々お邪魔していたこちらのブログ。
いすみ鉄道というと、黄色!という色のイメージ。それから、車内での演奏と、雪祭りの印象。
その「いすみ鉄道雪祭り」の2013年の記事がこちら。
2月3日 いすみ鉄道雪祭り 開催します。 | 大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ
いすみ鉄道雪祭りが開催されました。 | 大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ
10トンダンプ2台の雪は、只見線沿いのどの町から運んで来たのだろうと思っていたのですが、その後、このブログを発見。やはり金山町でしたか。
只見線沿線との交流 | 大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ
いすみ鉄道と、只見線の繋がりは長く太いです。いすみ鉄道で第1回目が開催された、全国ローカル鉄道サポーターズサミットは、今年2024年には「第3回全国ローカル鉄道サポーターズサミットin只見線」として、金山町開発センター行われました。
各サミットについて、いすみ鉄道応援団さんの団報のブログをリンクしておきます。PDFで記事の内容も読めます。
第3回サミット:只見線レポート 団報「みどりの風 2」第74号(令和6(2024)年6月)
第2回サミット:名古屋鉄道西尾線・蒲郡線(愛知県西尾市) 団報「みどりの風 2」第64号(2023年8月)
第1回サミット:いすみ鉄道(千葉県いすみ市) 団報「みどりの風 2」ローカル鉄道サポーターズサミット特別号
2020年に只見線を引退した車両が、小湊鉄道に譲渡された後に、小湊鉄道といすみ鉄道に乗ってきました。その時のブログも書く予定です。
今回の写真展の目玉は「只見線と鶴ヶ城俯瞰」。
本来であれば、蓋沼(ふたぬま)俯瞰からは見ることの出来ない会津若松の鶴ヶ城と、普段只見線を走ってないSATONO号を捉えた渾身の1枚です。
根岸〜会津高田(蓋沼俯瞰)。この地からだと、500-600のレンズを使って初めて、鶴ヶ城を捉えることが出来るらしく、写真だからこそ見ることが出来る風景なのだそう。(焦点距離500~600mmの超望遠レンズということでしょうか。)
他の写真展を訪れた際には、是非こちらの写真をご堪能ください。
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蓋沼森林公園で風景写真を撮るとこのような感じで俯瞰できるみたいです。これはこれで素晴らしい景色。
普段は郡山駅〜喜多方駅、仙台駅〜山形駅、仙台駅〜女川駅辺りを走っているようです。
周り(奥会津ゆかりの方々)で話題になっていた、「会津人が書いた只見線 各駅物語」を購入。柿ノ木駅と田子倉駅の話もある!
星賢孝さんのカレンダーは、いつも奥会津の方で入手しています。
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田子倉駅はこのような駅でした。2008年10月に訪れた時の田子倉駅の様子をどうぞ。
色鉛筆画家の大竹惠子さんが表紙を描かれている、金山町の冊子があったのでゲット。金山町は、只見町のお隣です。
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星賢孝さんのドキュメンタリー映画「霧幻鉄道 只見線を300日撮る男」のオープニングのシーンで、「水の翼」を演奏されていた、フルート奏者の山形由美さんもトークに参戦。
山形由美さんが出演する、世界フルートフェスティバルが凄く面白そう、「水の翼」を演奏される予定だそうです。
普段自分が吹いているハモニカは横ですが、こちらは、尺八、フルート、リコーダー、篳篥(ひちりき)に笙(しょう)、能管に篠笛と、縦で吹く楽器たちが大集合。
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映画「霧幻鉄道」を見に行った時の様子はこちら。舞台挨拶には山形由美さんも登壇されました。
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写真展をじっくり堪能した後、ふくしま物産展の方に向かいます。
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新宿のホテルのロビーに赤べこ。
福島県に系列のホテルリステル猪苗代がある、ホテルリステル新宿。県人会も催されたり、年に一度、このような福島物産展を開催されているようです。
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お米のうま味ドレッシングを購入。磐梯町の塩麹ドレッシングです。
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出て気づいた。こちらが本館入り口なのですね。人の流れが途絶えた隙にすかさず、パチリ。
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こちらの通りは、歩行者天国になっていました。郡山からもキッチンカーが来ていました。音楽ステージもあって、ちょうどこの日に合わせて、色々と催し物が楽しめるようになっているのですね。
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楽しかった。お疲れ様でした!