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チャとシロの日常 -出展レポート@東京ゲームダンジョン3-

犬のチャとシロは幼なじみ。食いしん坊でお調子者のチャと一人旅好きでマイペースなシロはとても仲良し。
そんな2犬が、2023年7月30日(日)、東京ゲームダンジョン3に登場しました!

チャとシロの日常 - すごろく編 – 
東京ゲームダンジョン3【ブースNo. D-16】

只見町についての会話を楽しみながら遊べる、クリックするだけのシンプルな 2D / 3D ゲーム

2Dゲーム:只見周遊すごろく / 3Dゲーム:雪像づくり

チャ(茶色の犬)とシロ(白い犬)が登場する 2D / 3D ゲームです。今回の作品は、只見町内や各地のイベント会場やブースなどで、来場者の方々と、楽しくコミュニケーションをとりながら、只見町の特徴や名所を紹介するツールを想定して作成しました。一人からでも遊べます。

概要・所感

UnityやBlenderの勉強会で、顔見知りになった方々の作品を見に、1&2回目は来場者として参加した、この東京ゲームダンジョン。2回目が終わったある日、「次の募集が出たら一緒に(各々のブースで)出ようよ!」とお誘いを(背中を押して)頂き、無事、応募に間に合い、今回、出展者として参加させていただきました。

声をかけていただいた、「じん⛩じゃぱん」で出展された、お隣、D-15ブースの@happy_child2011さん、ありがとうございました。しかし、まさにこの日本にあって然るべきかのような完璧なゲーム名ですね🤔☺️。

自分のブースはと言えば、正直、ゲーム自体は、全く凝ったものが出来ていない状態なので、出来るだけ他の要素も含めて楽しんで頂けるものにしようと、テーブルクロスやフライヤで統一感を出し、雪像づくりゲームのきっかけになった、実際の雪像づくりの様子をまとめた写真も用意し、すごろくの盤面が目立つように、モニタもお借りしました。

そのような体裁のブースだったこともあってか、ゲームの展示会常連の方々や、プレイ&制作されている方、制作を学んでいる学生さん以外にも、知人が展示しているので見にこられたという方や、家族などの付き添いで来られたというような方の割合も比較的多かった感触です。
初めて来場者の方々と交流させていただいたので、あくまでも感触ではありますが。

想像していたよりも、多くの方がブース前に立ち止まってくださり、沢山の方とお話ができ、チラシも手に取っていただいて、ゲームに対する助言も頂いて、知り合いも何人か寄ってくれて、差し入れも頂いて、お話をさせていただいた殆どの方に、グレードアップ版を期待しています!と言っていただくと、実のところ、C#難しいし、もうこれで終わりでいいか🙃、と思っていた、すごろくゲームも、もっと改良して機能を付けていこうと言うモチベーションが、ダダ上がりになりました。

今回は殆ど他のブースを回る余裕がなかったので、次のステップとしては、8月27日(日)の「横浜ゲームダンジョン」に足を運んで、色々見て回ろうと思っています。ブースに来ていただいた皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。

来場者の皆様からいただいたアドバイス等

元々、福島県只見町で開催されるイベントでブースを出して、只見町に来られた方や、既に只見町に多少なりとも興味のある方々向けに、と考えて制作していたゲームなので、今回の東京で行われたイベントの来場者の方には、説明が行き届かない部分はあったものの、その事で逆に視野が広がり、汎用的なゲームとして、または情報発信ツールとして、どんなものが求められるかということを、大いに学べた最高の機会だったと思います。

以下に、どん!と、いただいた内容を、まとめます。皆様、ありがとうございました。

先ずは、今回展示したコンテンツ全体についてのご感想やご意見

ゲーム制作へ至るまでの背景や経緯、目的などが垣間見れるように用意しておいた、只見町のイラストを載せたフライヤや雪像の写真に対しても、様々な嬉しい反応をいただけました。

その1:コンテンツ(周遊すごろく&雪像づくり&雪像写真&解説イラスト)に関して

○ゲーム制作に対しての着眼点が面白い/良いと思う。

○イラストもゲームも全部一人でやっているのですか。情熱がすごい。

○次回のグレードアップを期待/楽しみにしている。

○(フライヤに掲載のイラストについて)このイラストも書いたんですか、すごい!

○(フライヤに掲載の雪像のつくり方の記事について)サイトに見に行きます。

○(雪像写真について)雪像のクオリティがすごい。大変そう。確かにゲームだと誰でもできるし、準備もいらないので楽しめる。

○自治体と一緒にやっているのか/やったら良いのでは。

○あとで遊びたいので、ゲームのリンクを教えてください。

○製品では無いですよね。

雪像づくりゲーム制作のきっかけとなった、ミニ雪像たち。実際の雪像写真を、食い入るように見ておられた方もいらっしゃいました。大変嬉しい限り。

結構ご好評をいただいた、配布チラシ。

チラシ上のQRコードは以下のリンクです。
・蒲生岳ってどんな山? 17 蒲生岳 蒲生岳かたくり公園
・只見線が雨宿りしているってどう言うこと? 23 只見線 只見線〜2011年9月の雨宿り〜
2015 メーテルの作り方 その2
2016 ゲゲゲ!!今年はこんなの鬼太ぞウ! 2日目
2019 ポケモンの作り方 その7


次に、福島や只見というキーワードに反応いただいた方々より

只見町を知らない方や、福島県や会津にも行ったことがないという方でも、実際の各コマに興味を持たれた方がいらっしゃったのが印象的で、未知のローカルな場所に限定した、ニッチすぎる内容が、心のどこかをくすぐったのではないかという印象を受けました。ある意味、未開の地を探検するゲーム感覚🤔?

その2:題材(福島県/只見町)に関して

○福島についての、このようなマップをあまり見たことがないので面白い。

○福島に行ったことがなく、興味が湧いたのでこの辺に行ってみたい。

○只見町は知っているけど、降りたことはない。行ったことがないので行ってみたい。

○家族が福島出身なのでこのゲームのことを話そうと思う。

○(すごろくの只見線車両のイラストについて)この列車のこの2色に見覚えがある。乗ったことがあるかもしれない。(調べたら学生の時に只見線で柳津に行っていた。)

○只見線を知っている。奥只見は知っているが只見は行ったことがない。

○福島県/磐梯山によく行く。仕事で行くことがある/あった。

○郡山/会津若松/福島県出身である。

会期途中から、福島県只見町についてのゲームだと言うことと、キャラクターをクリックしてね、と言うことを、ホワイトボードに書いて、モニタの近くに置いておきました。これは必須情報ですね。


キャラクターやすごろくの盤面のイラストに反応して足を止められた方々より

キャラクターやイラスト自体に興味を示されてご覧になっていた方も多く、嬉しい以上の驚きがありました。4コマ漫画などの他の作品についての質問/ご意見を頂いたときに、確かに、と納得。今後、そう言う方向も視野に入れたいと思いました。

そう言えば以前、ふくしま犬と言う犬キャラの4コマ漫画を描いていたのを思い出しました。

その3:キャラクターに関して

○チャとシロの日常とあるが、他の作品があるのか。例えば、4コマ漫画など。

○キャラやイラストが良い/かわいいので目に留まる。

○2Dと3Dの両方あるのはすごい。

○キャラクターがいいので、ゲームになるといい。


そして、核心のゲーム、そして情報ツールとしてのご意見について。

今回のすごろくの盤面は、動くキャラクタ以外は、1枚絵で作っていて、すごろくの各コマの説明を表示させるために、先ずはUIを学ばなければとは思っているのですが、皆さんのご意見としては、プレイヤが止まった時に説明があると良いと思う方と、各コマをクリックした時に説明があると良いと思う方に分かれる傾向があって、どちらが良いのか、そう言われるとどちらも欲しいし、どう進めたら良いのか、迷いが出てきました。

ブースに来られた方で、その辺りの作り手としての意図や、流れをスッキリまとめてアドバイスをくださった方がいらっしゃったので、これから改良していくステップの参考にしようと思っています。

来場者メンター
来場者メンター

情報ツールとしては、クリックしたら全部説明が出てくる方がいいけど、プレイヤが止まったところだけ説明が出るようにすれば、何が書いてあるか知りたくて何度もやりたくなる。どちらも作れるようにしたいのなら、先ず全部クリックしたら説明が出るようにして、止まったら出る仕組みを作ると良いのでは。

このご提案をベースに、その他の方のご意見・ご感想も、よりゲーム寄りの視点と情報提供ツール寄りの視点に分けてみました。

その4:ゲームとして制作を進めるために改良したいご提案・ご感想

○最初にゲームの説明があると良い。

(サイコロをクリックしたら進む、各イラストをクリックしたら説明が出ますなど)

○チャとシロをクリックすると、それぞれのプレイヤの説明が出ると良い。

○プレイヤが角コマに止まったら、(バックが暗くなって)各所の説明が出ると良い。

○プレイヤがコマを進むときに、歩いているような動きがあると良い。(2枚絵の繰り返しか何かで)

○プレイヤが止まったコマの自転車のイラストが動いたり、雪像のイラストで雪が降ったり、アニメーションが始まるなど、何か動く要素があるといい。

○プレイヤが止まったところでクイズが出て、例えば、間違えたら1回休む、あまりにもひどかったらスタートに戻るなど、すごろくゲームの要素をさらに加えてはどうか。

○雪まつりのコマの所とか、2Dと3Dを連携して欲しい。

○ゴールしたら、画面が変わるんですか。

その5:情報提供ツールとして制作を進めるために考慮したいご意見・ご感想

○各コマをクリックしたら説明が出ると良い。

○知らない土地の事が知れて面白い。ローカルだから興味が湧く。(滝神社を指して)この神社に何があるのかとか知りたくなる。

○この中でおすすめの場所はどこですか?

○各地点の実際の距離関係もこの図と同じような感じですか。

○サイクリングで実際に全部行けますか。

ブース対応で感じた展示方法に関する改良点など

次回また出展するときのために、今回感じたことをメモしておきます。

展示に関する改良点など

○現地、福島県只見町のイベントに来られた方向けをコンセプトにしていたと言うと、納得してくれる方が多かったので、ブースを見て意図が分かる説明や仕掛けがあると良い。

○福島県/只見町の県名/町名を目に見えるところに出しておくと、チラ見の方でも即座にわかりやすい。

○福島県/只見町の位置/地図/町のサイズ/森林の%があると分かりやすい。

○タップしてねクリックしてね、と目に見えるところに書いてあると、それだけでも遊びやすい。

○アンケート(紙/QR) を用意しておく。ゲーム(制作)をしているか、展示でどれが興味あったかなど。

○お返しは?ノベルティ系。

○チャとシロ紹介用の名刺など。

各ゲームの概要とゲーム画面へのリンク

Unity Roomにアップロードしています。タイトルをクリックすると、ゲーム画面に行きます。

※このゲームはスマートフォンでは遊べないかもしれませんが、スマートフォンを横画面にしてから読み込むと、遊べる確率が上がります。また、SNS等のアプリから試す場合は、その他のオプションのリストから、「システムブラウザで開く」を選択いただき、ブラウザのアプリで開くと、遊べる可能性が上がります。
スマートフォンで遊べない場合は、パソコンからお試しください。

只見町の名所などを描いたイラストを背景に、町の紹介や名所に関する会話を楽しみながら遊べるゲームです。

右側のサイコロをクリックすると、サイコロの目の数だけ、チャとシロが、只見の各所を進みます。先行のチャが先にゴールすることが多いです。シロが勝てばラッキーです。

「只見ふるさとの雪まつり」の時期に合わせて、会場内や道路沿いなどで見られるミニ雪像。以前はかなり多くのミニ雪像が、道路沿いなど町内のあちらこちらに見られた時期がありました。豪雪地域で日々を生活する中で、時間と労力を割き、雪を集めて毎年ミニ雪像を作り続けるのは、容易なことではありません。

簡単にミニ雪像が作れたら、雪まつりの準備も楽だろうなと思いながら作業したゲームです。手前のシロをクリックすると、ミニ雪像が出来上がります。奥のシロをクリックすると、雪玉を投げます。

ゲームで遊んでいる様子(動画)

只見周遊すごろく(シロの勝ちです)

雪像づくり

東京ゲームダンジョン3イベント詳細

東京ゲームダンジョン3

  • 日時:2023年7月30日(日) 
  • 場所:東京都立産業貿易センター 浜松町館 5階展示室

インディ開発者主催のインディゲーム展示会

東京ゲームダンジョンは国内の個人や小規模チームが制作するデジタル・ゲームの展示会です。手頃な料金と充実した設備で、気軽に作品を出展・試遊できるイベントです。主催者は個人でゲームを作っているインディ開発者です。みんなで一緒に国内のインディゲームを盛り上げましょう!「東京ゲームダンジョン3」は2023年7月30日(日)、「横浜ゲームダンジョン」は8月27日(日)に開催予定です。

(公式ページより抜粋)

アクセス

鉄道でのアクセス
  • JR・東京モノレール 浜松町駅 徒歩5分
  • 都営浅草線・大江戸線 大門駅 徒歩7分
  • ゆりかもめ 竹芝駅 徒歩2分

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