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新・配信試行錯誤日記 第1回目その4 限定公開配信 6/15@オープンマイク

その4は、忘備録をつらつらと。

データ伝送速度@通信

kbps

・YouTube配信はストリームキーを利用(アカウント接続の予定がスムーズにいかず)
・配信開始当初は配信用Wi-Fiネットワークも、特に何も意識しておらず、2.4GHz帯を使用。
 こちらは、店内、多用途で使われていると思われます。
・途中でフレームドロップ数に気づき、5GHz帯での配信に変更。Wi-Fi接続の俯瞰のカメラの映像が劇的に改善。

2.4GHz帯の無線LAN接続

 2000〜4000 kbpsあたりをふらふら

5GHz帯の無線LAN接続

 9000〜10000以上 kbps

オートフォーカス@OBS

カメラの焦点を調整

後日試聴してもらった感じでは、映像は綺麗な印象のようですが、スタッフ1名が49インチテレビで確認したところ、カメラの解像度は、そんなに良くはない様子。お求めやすい価格のUSBカメラ(エレコム社のUCAM-C820ABBK)に、そこまでの解像度を求めるのは酷だろうということで、現時点では保留。

また、オートフォーカスが、こまめにピントを合わせにいっているのが気になったとのこと。

OBSに取り込んだカメラの「映像を構成」のカメラ制御で、焦点の自動のチェックを外すと、オートフォーカスがこまめにピントを合わせにいくのを改善できるようです。ただ、焦点が固定されてしまうので、ズバリな位置以外ではボヤけ(ピントがずれ)まくってしまうそうで。

例えば、煙などを演出で出す場合に、オートフォーカスにしておくと、煙にフォーカスが当たったりしてしまうらしく、そのような場合は焦点を固定にしておくのがいいそうですが、スモーク演出は今のところ予定がないので、次回以降もオートフォーカスで実施予定。

ホワイトバランス@OBS

異なるカメラの色味を調整

ステージ前の3台は同じUSBカメラですが、後の1台はアンドロイド端末なので、色味が全然違いまして、色合いは、ホワイトバランスである程度調整。

今はUSBカメラのみですが、今後、中程度や吊り下げなどのメインのカメラなども徐々に増やしていきたいところではあり、アングルを確保する数台のWebカメラとスイッチして使うのは、色合いや解像度がどうなるか、その違いがどんな感じかを見てみたい気もします。

マルチビューで表示@OBS

Androidタブレットを外部ディスプレイにしてマルチビューを表示

マルチビューにしても、タブレット側には、数あるシーンの1部しか表示されていない。はて。

シーンで右クリックした際に、出る「マルチビューで表示」にチェックを入れたものだけがマルチビューで表示されるのだそう。

下記で表示させているのは、現在の各USBカメラの映像と、放送前のカメラなし画像です。

YouTubeの配信方法

配信の開始と終了

〇ストリームキー連携
 ・エンコーダ配信
・スケジュール配信
 →本人認証ができていないので、開始・終了はWebでログインした管理者がボタンを押す必要があるとの考察

〇アカウント連携:直接OBSとYouTubeを連携
 YouTube Liveで入力するような項目を「配信の管理」@OBS側で入力できる
 →本人のID・PWで認証ができているので、OBS側のみで開始・終了できるとの考察

こちら、特に英語設定にしているわけではないのに、何故か英語設定になっている画面。

OBS上で「配信開始」ボタンを押すと、ストリームキーを経由して自分のYouTubeへと配信してくれるようですが、ストリームキー連携だと、YouTube Live上で「Go Live」を押さないと、配信には流れないのですね。(アカウント連携でやると、OBSで「配信開始」を押すだけで、Go Liveの動作までしてくれるらしい。)

そんなわけで、配信終了後はYouTube Live上でボタンを解除しないと配信が止まらないことに気づいておらず、現地では、OBS上で「配信終了」のみを押して完了。その1~2時間後、スタッフ1人がYouTubeアカウントを確認した際に、画の無い状態でしばらく配信中だった事に気づきました💦

ただ、配信状態を解除した後のアーカイブ映像は、OBSで配信を終了したところで終わっていました。画がない部分は忖度して切ってくれるのですかね(゜-゜)

そして、配信状態を解除してしばらくは、最初に2.4GHz帯で配信していた部分はアーカイブに載らなかったのですが(Studioには存在はしていることを確認)その後、処理が終わったのか(?)、配信開始からのアーカイブ映像が限定配信のリンクからも見れるようになりました。

その時のアーカイブ:3時間35分10秒(最初に2.4GHz帯で配信していた部分がない。。)

その時のリアルタイム映像:5時間34分13秒(こちらには残ってた!その後、アーカイブにも反映)

2.4GHz帯で配信していた時は、ドロップしたフレームが多かったので、補完などのビデオストリームの再構築が必要だったためでしょうか(゜-゜)

ストリームキー連携で、スケジュール配信の場合、ウェブ上で「Go Live」を押す必要があるものの、そんなに手間でもなく、事前に配信URLを確定して、みんなに配布できるメリットがあるので、今後もそちらで進めることに。

オーディオインターフェース

音の取り込み方法

⑴ ミキサーから取り入れる
 話し声などの、周りの音がカットできる。(純粋に音源+ボーカルのみ)
 ライブなどでは、外音がほしいケースもありそう。
⑵ 別でマイクを使う

音をPCに取り込む方法

(a) オーディオインターフェース (例:AG06、ATEMなど)
 ・音質がよい(ノイズが少ない):パソコンのマイク入力より、綺麗に音が撮れる
 ・入力形式が豊富:入力方法が色々ある
(b) PCのマイク端子
 ・PCの音声機能はあくまで簡易的なものであるケースが多い

お店のミキサー
 ↓
オーディオインターフェース( 配信チーム持ち込みのAG06)
 ↓
PC

コネクタ

お店のミキサーから、オーディオインターフェース(AG06)へ接続するケーブルがキャノンしかない。ラインだとステレオで入れられるけど、お店には、キャノンからフォーンへの変換プラグは1つしかない。配信チームの1人が、キャノンの変換プラグを持っていたものの、オスメス逆だったのだったか、残念ながら使用できず。

元々、1&2ポートは、配信用のマイクやギターを入れるためのポートらしい。1&2にそれぞれキャノンで入れて、ステレオで取れるかどうか、OBSの画面で確認してみる。

コンプレッサはマイクの1ポート目のみ。OBSからソフトウェアコンプをかけるしかない?

結果、モノラルのようで、変換プラグも1個しかないため、今回は音はモノラルの状態で進めることに。


ミキサー

コンプレッサ

ミキサーからAG06への音声出力の件で、ミキサーの各チャンネルにはコンプレッサが付いてますが、それは音声信号をならすために使用していて、2mixやBus Out用にはコンプレッサがついていないので、ピーク信号をリミッティングすることは難しい。

AG06への音声出力は音響スタッフが、都度マニュアルでボリューム操作をする。
(次回使用する事になったオーディオインターフェース(UR22mkII)も同様。

USBカメラ

接続カメラ台数

PCにはUSBポートが4つあるが、USBカメラは3台しか接続(認識)できなかったため、1台はIriun WebCamアプリを介してWi-Fiで接続する必要があった。

カメラのプロパティ

カメラのプロパティ画面は、カメラのメーカーによって違うメニューが出るらしい。

コンデンサマイク

使用するマイクの選択

USBカメラにもオーディオはついているので、音を拾うことはできるが、音質は良くなく、ステレオでもない。

音は、反響やスピーカーの音でバランスをとっているので、ステージからの中音(なかおと)だけだと不安はある。他に持ち込んでいる、カメラ三脚を付けられるコンデンサマイク(マイクにもなるTASCAM)の方が良いが、その場合、これをメインにしないと、音の遅延が発生する。前後から入ってくる音がどうしてもずれてしまう。OBSの機能でそのずれを解消するには技術と手間がいる。また、コンデンサマイクは話し声がかなり入る。

今のところコンデンサマイクを使用する予定はなし。

次回は、第2回配信前の準備編です。


スタッフ(6/15)

総合:    宮田 智美

音響:    玉木 和志(@SeablueFactory

配信:

 企画:   Aki(@ChaAndShiro

 技術・制作:まち(@machikun

 撮影:   まち、Aki、コダカ

 撮影地:  Happy Wing -羽根さん家-


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