Megumi Forest -Forest of Grace- <Ginryo-so (Monotropastrum humile)>
只見町布沢(ふざわ)地区には広大なブナの自然林が広がり、恵みの森や癒しの森などのトレッキングコースには多くの人が訪れます。
ブナの森には数多くの貴重な植物が自生していますが、半透明の姿でどうしても目を引くギンリョウソウ。
近づいてみると全身が白く、腐生植物といって光合成をせず、共生する菌から栄養をもらって暮らしているのだそうです。豊かな森を象徴する素晴らしい存在ですが、少し遠目からの方が綺麗に見えて好きです。
残念ながら、植物は全く詳しくありません。動植物や自然に関しては、「只見町ブナセンター」や「只見の自然に学ぶ会」などの皆様にお譲りするとして、これだけは調べないとイラストのタイトルにならないので、調べました。
ギンリョウソウ。
実際のトレッキング中は、緑の森の中に映える、釣鐘型の白く透き通った可憐な花に見えていたのですが、さてイラストを描こうと撮った写真をじっくり見ると、奥に白い茎が生えてて結構びっくりな形。更に調べを進めると、かなり衝撃な生態の生物でした。
(2017年7月)