前回の、「次回はRTMPに挑戦しようと思います」と書いていましたが、月日が流れ、iPad proも入手し、手持ちのノートはMacBookの方がパワーがあるので、MacBookにOBSをインストールして進めていこうと思います。
(配信試行錯誤日記9まではWindows PC x Streamlabs OBS)
MacOSの方が設定が色々大変ということを後から気づくがもう遅い。2021年11月から毎月15分、月イチ定期音楽イベント開始前の時間で配信を始めたので、配信方法を学びながらコンテンツ作りをすすめ、楽しい番組にしていけたらと思います。
チュートリアルはMevoの公式にたくさんありましたので、今回の参考はこちら。
Setting Up Mevo Start with OBS | Mevo Live 10.22
Connecting Mevo Cameras to OBS
ウィザードが出てきたのでそれに従って進めようと思いましたが、ストリームキーなども出てきて、直ぐ配信できる状態の設定のようだったので、ウィザードはキャンセルしました。
こちらもまだウィザード内の画面。こんなにたくさんサービスがあるのですね。YouTubeだとHLSというのとRTMPSがある。
まっさらな状態ですが、日本語だったので動画に合わせて英語に変更。シーンとマイクの名前だけは日本語のまま。
こちらのサイトを参考に、「OBSの初期設定(最低限)」の部分を変更。ただ、映像ビットレートは ”パソコンの処理能力に合わせて” がよくわからなかったので、取り敢えず先ずはデフォルト(7500kbps)。
【OBS Studio】初期設定、初めて起動して確認すべきこと
動画ではReflectorというミラーリングソフトを事前に入れていて、操作するデバイスとなるiPadの画面をOBS上に表示、iPad上でのデモ画面をピクチャー・イン・ピクチャーで見せて解説していました。これ楽しそう。
概要
Reflector:ワイヤレスでiPadやiOSスクリーンをiOS コンピュータにストリーミングする。
iPadをPIPで既に繋げている。リサイズも簡単。iPadの画面上のデモをシェアしながら配信できる。
ただ、Reflectorの無料使用期間が7日間だったので、iPadの画面表示は、実際の何かのイベントの期間などに、下記サイトなどを参考に試してみようかと思います。
Reflector 3の使い方。生配信でiPhoneの画面をPCに映す方法
Reflector 4で、iPhoneの画面をPCに映して生配信する方法。OBSの設定も
基本、Mevoの設定はモバイルデバイスにインストールしたMevo Appから行います。
Mevoの設定
・Wi-Fiに接続
iPadにインストールしたMevo Appで、ビルトインのHot Spotを選び、Mevoに接続後、CONFIGURE MIVOからWi-Fiに接続。
参考:Mevo Start でスタート 配信試行錯誤日記10
デフォルトがHot Spotモードになっているので、iOSデバイスのWi-Fiの設定か、MevoアプリのCONFIGURE MIVOから、ギアのアイコン→「ネットワーク」をタップし、「MevoのWi-Fi」の接続を解除、先の画面に戻ったら、「CONFIGURE MIVO」をタップ、Wi-Fiネットワークのリストから使用するWi-Fiを選択すると、MevoがWi-Fiに繋がる。画面が戻ったら「CONNECT」をタップすると、Wi-Fiに配信する準備が整いました。
Wi-Fiがない時は、Wi-FiのリストからMevo Hot spotに繋いで、iPadのSIMで接続します。
・Wired Webcam ModeモードをOnにする。
iOSデバイスのMevo App>3ドット>ギア>Wired Webcam Mode (Beta)>On
OBSの設定
・USBケーブルでMacBookにMevo Startを接続
・OBSのSourcesの+ボタンからVideo Capture Deviceを選び、名前(今回はWired Mevo Start)を付ける。
・ポップアップ画面のDeviceのプルダウンリストから、事前に繋いでおいたMevo Startを選択。
画面に出ました。
Mevoの設定
・Wi-Fiに接続
iPadにインストールしたMevo Appで、ビルトインのHot Spotを選び、Mevoに接続後、CONFIGURE MIVOからWi-Fiに接続。
・Wired Webcam ModeモードをOffにしておく。
iOSデバイスのMevo App>3ドット>ギア>Wired Webcam Mode (Beta)>Off
Mac Bookの設定
・Mevo Wireless Webcamアプリのダウンロード
こちらからダウンロード:Mevo Webcam App
動画の時点ではMac(Beta)のみ(2020年10月)⇒2021年10月時点ではWindows(Beta)もあり。
・MacとiPad(Mevo Start)を同じWi-Fiに繋ぐ。
・MacにMevo Wireless Webcamをインストールすると、右上のメニューバーにMevoアイコンが現れるので、Mevoを選択。
・OBSのSourcesの+ボタンからVideo Capture Deviceを選び、名前(今回はWireless Mevo Start)を付ける。
・ポップアップ画面のDeviceのプルダウンリストから、Mevo Start(Wireless)を選択。
画面に出ました。
Mevoの設定
・iOSデバイスのMevo Appを起動しMevoに接続。
・General SettingsでNDI Modeを有効にする。
デバイスの方でMevo App>3ドット>ギア>NDI Mode>On
Mac Bookの設定
・NewtekのNDI Tools for Mac / Windowsをダウンロード。
こちらからダウンロード:NDITools
Downloadボタンを押した後に現れるフォームに名前やメールアドレスを記入して送信すると、ダウンロード先のリンクが書いてあるメールが届いて、そのリンクをクリックするとダウンロードが始まりました。
・NDI Virtual Inputを起動する。
・右上のメニューバーにNDIアイコンが現れるので、Mevoを選択。
・OBSのSourcesの+ボタンからVideo Capture Deviceを選び、名前(今回はNDI Mevo Start)を付ける。
・ポップアップの画面でDeviceMevoからNDI Videoを選択。
画面に出ました。
AdobeのアプリケーションをOBS上に出そうと思った時に初めて聞いたNDI。MevoシリーズではMevo StartからNDIに対応しているようで、Mevo Webcam Appが無くてもWireless Webcam出来る、のだそう。NDIに対応していないMevo Plusなどは、少し複雑になるが、RTMPでOBSへワイヤレス接続できる。
<今回参考にしたサイトはこちら>
Setting Up Mevo Start with OBS | Mevo Live 10.22
Connecting Mevo Cameras to OBS